施術へのこだわり

🍯アーユルヴェーダ

当店では、アーユルヴェーダのメニューはアビヤンガを中心とし、それ以外にインドでは治療として用いられるようなサイドトリートメントを、組み合わせながら提供をしております。


ピチュ(オイルの湿布)、レーパ(ペーストの湿布)、ウッツァーダナ、ガルシャナ、パータアビヤンガ、カルナプール、ナスヤなどがメインになります。

どの施術を行わせていただくかは、基本的におまかせとさせていただいており、温度、部位、強度なども臨機応変な施術で対応しております。

バスティ、シロダーラ、ハーブボールは連続での施術が良いという考えを持っております。

そのため施術を行っておりません。治療効果の意味でもありますし、

資源(オイル)を有効活用できる場合のみに限定したいという考えです。ご了承くださいませ。

近しい結果を出せるようにその他のトリートメントをご提案いたします。

🐉空ルート

空ルートは施術者の身体を道具とし、お客様の「邪気、コリ、魔」に作用し、それらを取り払ったり、縮小させていく施術になります。「邪気、コリ、魔」というのは実体のないものなので、イメージしにくいと思いますが、

ルート治療や空ルートでは、人間に起きる全ての不快なことは「コリ」が原因であると考えます。

肩こりなどのコリ、はイメージしやすいかなと思いますが、そのコリは単純に同じ姿勢を続けてしまって筋肉が固まって起こるようなコリももちろんありますが、大きく体に作用していくためには、「邪気、魔」の存在に着目していくことも重要です。

例えば私の体験談を一つこちらに書いていますので、ご覧いただくと少しイメージが湧くかもしれません。

具体的なルート治療や空ルートの内容や概念については白川勇作先生のブログをご覧ください。

特に、こちらの記事の真ん中あたりから始まります

まず1番に知っていただきたいことは、「全ての病や症状は筋肉のコリが原因である。逆に考えれば、筋肉のコリさえきちんと取れればどんな症状でも改善する方法が用意されている」ということです。

という部分以降を、必ずお読みください。続いて、ルート治療や空ルートを受ける中で出現する現象についても解説があります。

また、お客様の心へのアプローチも起るのが空ルートになります。その内容についても白川先生のこちらの記事をお読みください。


ー当店で空ルートをお受けいただくお客様へー

この度は、ご予約を検討いただきましてありがとうございます。

もしかすると、「空ルート」という言葉を初めてお聞きになったお客様もいらっしゃるかもしれません。

私がこの空ルートの施術を行うきっかけは、自分自身が昨年の8月からルート治療に通い始めたことです。

現在は鍼灸学生でもありますが、昨年末ごろにルート治療の考案者の白川先生が鍼を使わない施術法を伝えると発表されました。私もその時はまだ、その空ルートの意味を理解していませんでしたが、とにかく私はこの手技を習得するんだという気持ちを強く持ちました。

そして、今年の2月11日に空ルートの技術を教えていただきその後から家族や現在のお客様に施術を始めています。


空ルートは、施術者がお客様のお身体に触れたり、手を当てたり、引っ掻いたり、擦ったり、叩いたり、することでお客様の邪気、コリ、魔に作用していきます。ゆえに、お客様の心の変化なども大きくおこる施術となります。

今一度、白川先生のこちらの記事をお読みください。(繰り返し読まれることをお勧めします)


この施術は、例えば私の場合ですとアーユルヴェーダの施術をするよりも大きな気の消耗があります。

そのため、この施術を始めた頃には例えば施術中は話さない、必要以上の説明をしない、接客もアーユルヴェーダの時ほど行わない、ということにしていました。


ですが、最近はお客様が施術中に涙をされたり、声にならない声を出されているように感じたり、これまで施術の中では見ることのできなかった、お客様の身体の変化を見ることがあったり、ということがございます。


私自身が、それに対して答えを持っているわけではないですが、この現象を私がどう捉えたかというと、今時点ではお客様のお心のもう少しだけ深いところまでケアする時間も含めて空ルートとしたいということです。


具体的には、空ルートの概念の中で私が学んでいること、施術を受けてどうなりたいのか、ということをお聞きしたり、施術中に私が感じたことなどを、お客様にお伝えしていこうと思いました。


ちなみにこれは、悩みを懇切丁寧にお聞きします、カウンセラーになります、という意味ではありません。

仮に、人に聞いてほしい悩みがお客様にあったとして、それが深刻だったとしましょう。


ですが、私はそれに寄り添いますよ、とは申し上げているわけではないです。

(もともと性格的にも、理解はしますし優しく答えますが、共感はしませんということは、前から言っております)


ですが、もっとお客様の奥にある光を見て、それに気づく手助けは少なくともできるのではないかと、考えました。


例えば私の場合だったら、アーユルヴェーダ的な体質から、その方の長所をしつこく言い続けたり、

仮に、お客様が辛い感情を持っていたとしても、それはあなた自身じゃなくて魔や邪気のせいなんだから、もっと自分のを護ってくれる存在のことを信じてほしい、といったことをリマインドし続けることです。

初めはそれを、不可解に思われることもあると思います。


でも、誰かの一言で、少し思考がポジティブになったり、気にしていたことが気にならなくなったり、

ということはありますよね。


アーユルヴェーダでは、治療に付き添う人が患者を「励ます」ことも治療の一部だと教えます。


私自身も、アーユルヴェーダセラピストとしてそういうことを忘れずにいたいですし、空ルートセラピストとして、白川先生が教えてくださった本当のことをお伝えする役割を、今私ができる形で果たしていきたいなと考えている所存です。


尚、これは今の自分ができる施術や特性を考えた上でしばらくの間やっていこうと考えていることですので、また時が経てばやり方も変わると思いますし、またカウンセリングは減らす、という方向に変わることもあると思いますが、そのことに関しては、つど都度SNSでもお知らせをしたいなと考えております。


ご縁をいただき、ありがとうございます。


皆様が、幸せな人生を歩まれるように誠心誠意努力して参ります。

今後ともどうぞ、よろしくお願い申し上げます。